20191217

毎月の俳句??掲載ブログと化している。

文章かくの好きだけど書きたいことがあんまりない。

とりあえず11月に詠んだ俳句載せときます。

 

 

パキラが 水を吸ってくれて助かる

神話が嘘じゃなかったってわかった川

君が地図だとしたらその中の川でありたい

そうじゃなくてもよかった過去ばかり覚えてる気がする

打ち上げられてまだ透明な海月たち

振り返ってこっちが前だって言ってほしい

くるぶしまでしか海を知らない

落雷に備える気持ちで着るコート

精一杯の美声で言う「パンプキン」

オーダーメイドの夜に署名するためのペン

夢で三年過ごした後の朝

青ペンで解いて追試と告げられる

マッチする間もなくライター差し出す君だね

最初だけ無料で確率論的に不運

泣いているみたいに歌う 飛んでみて

消したはずのデータ 保存食の季節

日帰りでブラジル旅行 空港泊

冷えすぎたカイロ 君から借りたコートのポケット

柔らかい貝 耳に耳すま

青くても許せ 赤シートじゃ消えない

集って集って 人が人になる季節

ここまでをプロローグと仮定 表面張力

 

今月は22句しか詠めなかったけどなんか忙しかったしまあいいかって感じ。