20190507

文章書くのサボってんじゃねーぞ?書くぞおら。読めよおら。

 

入力と出力の話しますね。

なんかパソコンのファンってあるじゃないですか。冷却装置。あれってもちろん電力で回してるわけですけど、掃除とかする時にファンを回しちゃうと逆に電力が発生しちゃってショートするというかパソコンに悪いらしいんすよ。電気で回ってたファンは電気供給がなくとも回せば微弱な電力発生するらしいっす。おもろ。入力と出力が逆転するんすね。

なんかこれすっげー人間っぽいなって思って、直情的に「人間ぽいっすね」っていったら、あ、人と話してる最中の話です。「は? 人間の糞尿は食べ物にもどらねーだろ」って言われたんですけど、そういうわけでは……そういうわけでは……となってうまい例もでなかったのでその場では「いや、いいっす、僕の間違いっす、人間っぽくないっす」っていったんですけど、この入力と出力が逆転するのめっちゃ人間っぽいでしょと思い直したのでブログに書いときます。

 

まず、そんな物理的生物的な話で入力と出力が逆転するわけないでしょ。私は人間的な話をしてるです!!怒るよ!!怒らないです。生きてて怒ったことないです。

例えを出します。ある絵描きAがいるとして、彼が描いた絵に感銘を受けて絵を描き始めた絵描きBもいるとします。まず、これが入力と出力の関係です。そして同じように、絵描きBに感銘を受けて絵を描き始めた絵描きCもいるとします。これも入力と出力の関係ですね。あれ、絵描きBって最初は出力だったのにいつのまにか入力になってね?

いや、もちろんメカニック的にはそれはおかしいだろって言えますね。絵描きAと絵描きCって別人ですし。だけど、私はそういう意味で「人間っぽいね」って言ったわけじゃないんだな~。合同を感じたわけじゃありません、相似を感じたんです。まあこの人間の単純な影響関係がなにに相似してるとか正直どうでもいいんですが。

突然だけど、なんで生きてる?

いろいろ大変だけどさ、少しは勉強して、過去から現在へ連綿と続く時代があるって気づいたわけよ。人間時代?っつーの?があるじゃん。 なんか響きが馬鹿だな。

あんたらがやってきたなら、俺もやるぜ。

正直、この精神だけじゃない? なんで生きてるかって。俺はそうだよ。君はどう?

佐々木中さんっていう京都の大学で哲学教えてる先生がいるんですけど、彼が著作の中でこういったこと言ってるんですよ。

文学は死んだ? いつの時代でもそういうこと言ってるやついるよ。お前らが死んだって言っても書くしかないんだよ。本を読んでしまってそれを読み解こうとしたら、もう書くしかないんだよ。読んで読み直して、書いて書き直すことしかできない。今まで世界中でそうされてきたように。

あー。佐々木中さん好き。『切り取れ、あの祈る手を』読んでください。ほかにもいろいろ面白いこと書いてあるんで。

人と人の間にある関係が行動を介して伝播していくの素敵すぎる。ああ、人間の豊穣さよ。中村佳穂さんも「生きてるだけで君が好きさ」って言うてはります。しがんでもしがんでも味する。スルメかよ。人間はスルメではないのでしがまないでください。

 

なんの話してた? 令和になったって話だっけ? おめでとう。高浜虚子っつーすげえ俳人の句を引用します。

去年今年貫く棒の如きもの

 終わり。